1943年生まれ。ダービーシャー出身。
1966年芸術大学卒業後、大学教授に在職中にサマーセット・メリオットにて工房を開く。
カントリーサイドの自然、地・海・空をテーマに作陶。独自の釉薬により「時が作り出す風格、栄枯盛衰」を表現。評価も高い。
「セラミック・レビュー」、「ティーポットマニア」など著書多数。
インタビュー☆彡
○陶芸をはじめたきっかけ
大学の授業がきっかけで陶芸の道に進みました。もともと絵画より彫刻のような立体造形に興味があり、さまざまな授業を受けたのち陶芸に惹かれ専攻しました。その後、1999年まで大学で陶芸を教えていました。
○作品への思い
自然から受けるインスピレーションを大切にしています。自然の中でも、特に、時の経過により作り出される風化・風格を感じられるもの。海岸の波や風を受け、長い時間かけてできた岩の美しさにとても心を動かされます。自然が作り出すその独特の風合い、形、色を陶器で表現できないかと追究しています。
○どんな土を使っていますか
ストーンウェアです。柔軟にどんな形でも作ることができる性質が気に入っています。そして、いろいろな釉薬との相性も良く、陶器の可能性を感じさせてくれます。
○今後の夢について
私が思い描いている自然の風化・風格の魅力を陶器で表現することです。
○日本のみなさまへ
日本の陶器の歴史、人々に敬意を表します。日本のみなさんに私の陶器を見ていただけることを大変光栄に思っています。そしてみなさまに気に入っていただければ本当にうれしく思います。